リッチブラックとスミベタ、どっちが黒い?

リッチブラックとスミベタ、どっちが黒い?

おはようございます、ラボログ担当の前川です。
前回から弊社Web制作幸田さんのブログが始まりました。これまで接点があまりなかったのですが、ラボログの担当になった者同士ということで交流する機会が増え、少し喜んでいたりします。幸田さん、よろしくお願いします!ブロガーとして不慣れな私ですが、お互い頑張っていきましょう!

さて、今回お話させていただくのは表記の「リッチブラック」についてです。先日の見学会にご来場いただいたお客様から『ブラックの表現はリッチブラックで大丈夫ですか?』というお問い合わせがありました。

オフセット印刷等に関わりのある方ならご存じだと思うのですが、従来のオフセット印刷はスミベタ(K=100)だけの黒では淡い色(業界でいうところの「眠たい色」ですね)で表現されてしまうため、C・M・Yの色も混ぜてつくる「リッチ(豊かな)ブラック」という表現方法があるわけです。

KM-1で比較してみた

UVインクジェット印刷機のKM-1でもインクを使用するのでリッチブラックの方が良いのだろうと思っていたのですが、今回、貴重なお問い合わせもいただきましたので以下のサンプル2種をつくって比較してみることにしました。

【サンプルA】リッチブラック(C・M・Y=各40、K=100)
【サンプルB】スミベタ(K=100)

この結果、KM-1では【サンプルB】のスミベタの方がリッチブラックよりも黒く印刷されました。理論的なことは少々難しくなるので割愛しますが、ラボではスミベタの方が黒の表現が良く仕上がりますので、データをいただく際はスミベタで作成していただけると幸いです。

この違い、伝わりますでしょうか

黒1色のことでもこのような知見を得ることができたので、これからもデジタル印刷機ならではの発見や特長などをお伝えしていきたいと思います。