JETvarnish 3Dの生産性向上へ、日々奮闘中!

JETvarnish 3Dの生産性向上へ、日々奮闘中!

おはようございます、ラボログ担当の前川です。
先月のことになりますが、人生で初めてセミナー講師として登壇し、多くの人の前でお話をさせていただきました。ラボで普段実施している見学会とは違い、機械やサンプルがない中で、言葉だけで説明や表現することの大変さを痛感しました・・・。この経験を今後のラボ見学会で生かせるようにがんばっていきたいと思います。

さて、本題に入ります。今回はJETvarnish 3Dのニス加工の生産性についてのお話です。ニス出力部は稼働時には見えないところにあるので、メンテナンス時に開放している状態をご覧いただこうと思います。

JETvarnish 3Dのニス出力部

JETvarnish 3Dにはニスを出力する箇所が2バンク(8カ所×2)あり、通常は1バンク(8カ所)で運用しています。どうしてもニスが安定して乗らなかったり、ニスの総量が多い場合に、2バンク使うようにしています。

メンテナンス時に下から撮影。1バンク8カ所×2列並んでいる

比較検証~通常1バンクで運用している理由

また、1バンクと2バンクでは生産速度も変わってきます。参考に「1バンク40μ」と「2バンク200μ」のニス打ちの動画を用意しました(μはマイクロ、コーティング厚の数値を表す)。

「1バンクと2バンクの比較検証をするなら、ニス厚を合わせた方が良いのでは?」と思われるかもしれませんが、2バンクで40μといった薄いニスを打つと(生産速度が速すぎてきちんとニスが打てずに)エラーを出すのと、1バンクでは100μが限界で検証できないため、今回の組み合わせとしています。

1バンク40μ

2バンク200μ

この結果、「1バンク40μ」は1分で3枚、「2バンク200μ」は1分30秒で2枚加飾することができました。デザインやニスの厚さ、使用するバンクの数にもよるので、この結果がすべてのケースに当てはまるわけではないですが、「1バンク40μ」の方が約2.25倍生産できている計算になります(1時間に換算すると約100枚多く加飾できる)。動画の動きをみてもらっても、1バンク40μの方が目に見えて明らかにスピードが速いのが分かります。

オフセット印刷では回転数を上げて生産性を上げますが、このようにJETvarnish 3Dではニス厚や使用するバンクの数で上げていきます。まだまだこの特性を十分に理解しきれていませんが、生産性や品質をより向上させられるように、これからも知識をもっと身につけて取り組んでいきたいと思います。

コーナンドーラボサイトでは、ニス加工の制作事例を紹介しています。ぜひ参考にご覧ください。