【連載】箔押し・ニス加工されている商品を“いろいろ”チェックしてみた

【連載】箔押し・ニス加工されている商品を“いろいろ”チェックしてみた

こんにちは!甲南堂・Web制作の幸田です。
世に出回っている加飾パッケージをチェックして、その特長やそれがもたらす効果などを調べるこのシリーズ。これまでは商品のジャンルをしぼって、一つひとつのパッケージごとにじっくり掘り下げた内容でお送りしてきましたが、今回は少し趣向を変えて、いろいろな種類の加飾パッケージをまとめてチェックしてみようと思います。

ワンポイントの加飾が引き出す効果

まずは紅茶のアールグレイ専門店の紙パッケージ。白を基調にほんの少し柄の入った袋に、ブランドロゴが小さく入っています。その部分を軽めのエンボス加工で金の箔押しとすることで、シンプルなデザインながらも上品な風合いを持たせています。箔押しはそれだけでも存在感がありますが、この商品のように加飾部分をワンポイントだけにしていても、パッケージの魅力を十分にアップしてくれます。

プレミアム感の演出なら加飾におまかせ

お次は目薬。こちらの目薬は通常のものより保湿力が高く、価格もやや高めに設定されている商品。パッケージの品名と高保湿であることをうたう文字の部分が箔押しになっていますが、やはりこういったワンランク上のプレミアム感を出すために加飾が使われるのは、効果てき面な印象を受けます。

パッケージの質感も加飾で自在に

化粧品には詳しくないですが、こちらはパウダーファンデーションのパッケージ。表面はオーバープリントニスと光沢UVニスの反発効果を利用したいわゆる「疑似エンボス加工」で、落ち着きのある黒色の箱ということもあって、一見すると紙の箱には見えないような上質さが漂っています。シルバーで箔押しされたブランドロゴの存在感も光っています。

「普通ではない」ことを加飾で演出する

こちらの商品はいってみれば「板チョコ」ですが、カカオ豆の選定やチョコの味わい、アレルゲンへの配慮など、少しこだわりのある商品です。先ほどのファンデーションと同じく疑似エンボス加工が施されていますが、こちらは上質感を引き出すというよりは、『よくある板チョコとはちょっと違うよ』というチョコレートタブレットの特長を際立たせるため、加飾が効果的に使われているように思えました。

触って楽しい、も加飾のメリット

スマートウォッチに傷がつかないように保護するための透明ケースのパッケージです。パッケージ表面に「+」記号の模様がニス加工で並んでいます。このデザインのように、加飾の域を細かくパターン化したパッケージは触り心地も楽しく、不思議と商品に対する印象が良くなってしまうのも、加飾を使うメリットのひとつではないでしょうか。

今回は商品のジャンルを限定せずに加飾の使われ方をまとめてチェックしてみましたが、いかがだったでしょうか。一言にニス加工・箔押しといっても、高級感を高めたり、ほかの商品との差別化を図ったり、紙のパッケージに見えないような効果を狙ったりと、その使われ方は多岐にわたります。

コーナンドーラボでも、多種多彩な魅力ある加飾物を今後も世に送り出していけるよう、精力的に取り組んでいきたいと思います。