ユタカムラカミ氏の遺作を複製・販売~現代アートに新たな付加価値を

ユタカムラカミ氏の遺作を複製・販売~現代アートに新たな付加価値を

甲南堂は、フジトップ株式会社・株式会社米谷と共同で、富士山画・開運画家として一世を風靡し、今年3月に急逝したユタカムラカミ氏の遺作を複製・販売することになりました。複製画の印刷には「Accurio Jet KM-1」と「JETvarnish 3D」を採用し、デコレーションタッチによって作品の価値をさらに高め、ムラカミ氏の遺作を1人でも多くのファンの手元に届けていきます。

ムラカミ氏の代表作のひとつ、富士山画

ムラカミ氏の愛娘で、フジトップ株式会社に在籍する村上あずささんは、今年に入ってからムラカミ氏とともに活動し、個展の運営などで手助けをされてきましたが、そんな矢先に父・ムラカミ氏が突然の他界。「親しかった方に原画を譲り、父の絵の事業に終止符を打つことも考えた」という村上さん。

しかし、5月に成田空港で個展を開催した際、ムラカミ氏の作品を見て喜んでいる人の姿を目の当たりにし、「これまでの作品をデザインとしてもっと世の中に広めたい」という気持ちになり、「自分でやれることをやっていこう」という決意に至ったそうです。

故人へのそれぞれの想いがひとつになって

ムラカミ氏とは10年来の親交を深め、作品を世に広めるべく活動をサポートし、WEBサイトの運営まで請け負っていた株式会社米谷の米谷一俊社長は、ムラカミ氏の訃報を受けて、サイトを通じて「先生の作品がほしい」といったファンからの問い合わせが多数寄せられていることを知ったといいます。

そこで米谷社長は、ムラカミ氏の作品を複製し、1人でも多くの人に届けることを村上さんに提案。「数が限られている原画を多くの人に届けることはできないが、複製したものならそれが可能で、存在と功績を残していける」と考え、さらに、加飾技術を活用し付加価値を高める形で複製することを発案されました。

金色に対するムラカミ氏のこだわりを加飾で再現

「現代アートに加飾技術で付加価値を創造できた。原画を借りて絵画の色を忠実に再現し、ニスの表現をプラスして質感を高めている」と弊社水落社長。共同で企画を進めていくにあたり、村上氏と米谷社長にはコーナンドーラボを訪問していただき、印刷物が完成する様子を見学していただきました。

「金(ゴールド)は人間の財運を高めるパワーになる」と生前ムラカミ氏は話されていたそうで、「その父のこだわりが、加飾によって見事に再現されている」と、喜びの言葉を述べてくださった村上さん。米谷社長も、「単に複製するだけではなく、加飾によってファンの方により喜んでもらえるものができた」と弊社の加飾物の出来栄えに納得のご様子でした。

甲南堂では、今回の企画のような新たな可能性を今後も模索し続け、デコレーションタッチの有用性を世の中に問い続けていきたいと思います。