【連載】箔押し・ニス加工されている商品をチェックしてみた~「喫煙具」編

【連載】箔押し・ニス加工されている商品をチェックしてみた~「喫煙具」編

こんにちは!甲南堂・Web制作の幸田です。
イベント出展関連の記事などで一時期コンスタントに続いていたラボログの更新ですが、このところは少し落ち着いていましたね。というわけで久しぶりにこのシリーズいってみようと思います。今回は「喫煙具」、加熱式たばこのパッケージを取り上げてみたいと思います。

国内で有名な加熱式たばこといえば「IQOS(アイコス)」、「ploomTECH(プルームテック)」、「glo(グロー)」ですが、今回は手元にあったploomTECHとgloのパッケージで、どのように加飾が使われているのか確認してみたいと思います。まずはploomTECHから見てみましょう。

ploomTECHはほかの加熱式たばこと違い1本吸うごとに待ち時間ができるといったこともありません。吸引すると自動加熱が始まり、中断したいときもそのままです。

ロゴ部分にニス加工と箔押し

「吸いたいときにストレスなく吸えますよ」という特長が、ロゴの「plo」がS字につながった部分にシームレス感の表現として想いが込められているように感じたのですが、「ploom」部分のニス加工と「TECH」部分の箔押しでさらに加飾の表現を切り分けることで、商品の独自性を強調しているようにも受け取れました。

裏面にはワンポイントで効果的に箔押しが使われている

商品特長を視覚的にサポートする加飾

続いてgloです。この商品は、専用ヒートスティックを360度方向から加熱するのが大きな特長ですが、こちらもその特長がロゴに表現されていると思います。gloの由来は英語の「glow」だそうで「赤らみ、ほてり、暖かさ」といった意味があり、加熱式たばこにふさわしいワードといえます。

glowの「w」の文字をその形状から「波」と捉えて、それが変形したものが「o」の部分を中心に波紋のように広がっているニス加工のデザインになっているのだとか。それが360度方向からの加熱方式とリンクして、さらに「o」の円の中も「熱」を連想する赤色になっていたりと、こちらの商品もその特長が加飾技術によってうまくロゴに落とし込まれているように感じました。

「o」を中心に波紋となって広がるニス加工

このシリーズ一番最初の「生活家電」編でも触れていたことですが、商品ごとの特長をパッケージ上である程度再現したり、連想できるようなデザインにすることにも、加飾技術は効果的な手段といえます。

加飾の効果を生かした制作事例はコーナンドーラボのサイトでも紹介していますので、ぜひご覧ください。今後もニス加工や箔押しのひとつひとつに何かしらの意味を持たせたデザインをもっともっと生み出していけたら面白くなりそうですね。これからのデコレーションタッチの展開にご期待ください!