【連載】箔押し・ニス加工されている商品をチェックしてみた~「製菓」編 Part.2

【連載】箔押し・ニス加工されている商品をチェックしてみた~「製菓」編 Part.2

こんにちは!甲南堂・Web制作の幸田です。
今回から「ニス盛り・箔押し~加飾にふれてみた!」シリーズは、前回ご紹介したマスコットキャラクターたちに担当してもらおうと思います。きんぱくん、ぎんこちゃん、ニースさん、今回はこの土産菓子の加飾レビューをよろしく!

さっ、初仕事ガンバるわよ、あなたたち・・・って聞いてる?きんぱくん。

あいち・・・。

アイチ・・・?あ、パッケージの金箔の『愛知』ね!さっそく自分の仲間が活躍してるところに引き寄せられたのね。マイペースだわ、この子・・・。

抹茶の原材料になる碾茶の生産量が日本全国の約20%を占めてるのが、愛知県西尾市なんだ!今回のお菓子は抹茶味だから、金箔で『愛知』と入れることでそのブランド力をさりげなくアピールしてるんだよ!

ちょっとちょっと!説明になると急に冗舌になるの?きんぱくん。・・・でも確かに、商品の魅力を後押しするキーワードのひとつが金箔になってることで、商品への関心を引き出すひとつのきっかけになるわね。

加飾表現の使い分けで、魅力ある商品に

・・・いない。ニースさん、どこ・・・。

えっ、もう次の話題?っていうか、きんぱくんのこのキャラクター、大丈夫なのかしら?なんだか心配になるわ。それはともかく、そういえばニースさんいないわね・・・。

私は初めからずっといますよ。

ニースさんなんてどこにも・・・
そこかー!!!

!!!
いるーーー!!!なにやってんですか、ニースさん!

いやぁ、綺麗に加飾されたニスを見ると、ついつい溶け込んでみたくなるんですよ。

・・・。ニースさんなりにそこはアガるポイントってことなのね・・・。で、そのエキスパートとしてはこの商品のニス加工はどうなの?

このパッケージはですね、ニス加工の使い分けを上手にしていますね。

「弾きニス」とも呼ばれる疑似エンボス加工

本当だわ。前にラボログでも紹介してた『疑似エンボス加工』が全体的に施されていて、和の落ち着きを表現できてるわね。アタシこの加工好きよ。

いいですよね、疑似エンボス加工。そして、茶器や茶筅、イラストの葉っぱのところは光沢ニスで加飾されているから、マットとグロスのメリハリが生まれているんですよね。

そうそう。でもこの商品の面白いところは・・・って、ニースさんちょっと待ってね・・・。きんぱくん!寝てるでしょ!ちゃんと話聞いてた?

はっ・・・!?あっ、そうだね、この商品の中身はクッキーだけど、パッケージには品名の表記以外にその情報が一切ないよね、写真とか!『抹茶味』ってことだけを全力で伝えてるんだけど、そうすることでお土産を買う人にも受け取る人にも『これは何かな?』って一瞬考えさせるサプライズの演出になってるよね!

中身がクッキーと分かる情報は商品名のみ

それアタシが言おうと思ってたのに・・・。それに説明してる時はほんっと元気ね、きんぱくん。あと思ったんだけど、その『抹茶味』って部分を伝えるのに、アタシたち加飾がすごく役立ってるってことよね。

ぎんこちゃん、いいところに気づきましたね~。そうなんです、商品をより良く“魅せる”工夫に私たちはとっても効果的なんですよ。自信を持ちましょう!

そうね。もっといろんな加飾物をレビューして参考にしたいわ~。

現場からは以上だよ~!

えらくバッサリと締めるのね・・・。

きんぱくん、ぎんこちゃん、ニースさん初仕事お疲れ様でした!3人が今回レビューしてくれた内容をまとめると、

  • 箔押しは商品を初めて手に取った時、目をひくワンポイントとして効果的に使える
  • 加飾ニス(疑似エンボス)で、上品な印象のある和の風合いを表現することも可能
  • 目立たせたい部分とそうでない部分の押しと引きを、 加飾でコントロールできる

といったことが挙げられるかと思います。それだけでなく、それぞれの加飾の相乗効果でパッケージ全体の魅力が高まり、商品を手に取る人に好印象を持ってもらうことができるんですね。

こういった工夫を凝らした加飾物を今後も制作していけるよう、コーナンドーラボでは日々研鑽を積んでいます。ラボで制作した加飾物のレビューを3人にお任せする日もそう遠くないのかも?これまでのラボの制作事例は公式サイトで公開していますので、ぜひご覧ください。